比較チートシート

紛らわしい所を対比で整理。★は最頻出
★カスタマイズ手法 AIサービス選択 Bedrock/SageMaker/Q 学習タイプ 評価指標 推論パラメータ 責任あるAI

基盤モデルのカスタマイズ手法の使い分け★最頻出

「精度を上げたい/独自データを反映したい」ときの選択。コスト・必要データ・更新のしやすさで選ぶ。まず軽い手法から検討するのが基本。
手法何をするコスト/手間最新データの反映こんな時に
プロンプトエンジニアリング指示文(プロンプト)を工夫。モデルは変えない最小都度プロンプトに入れるまず手軽に精度改善。少量の例で足りる
RAG(検索拡張生成)外部データを検索して回答に付与。モデルは再学習しない得意(データ更新のみ)最新/独自の社内文書を参照・ハルシネーション低減
ファインチューニングラベル付きデータでモデルの重みを追加学習再学習が必要独自の口調・形式・専門タスクに適応させたい
継続事前学習大量の未ラベルデータで基礎から追加学習最大再学習が必要特定業界の言語・知識にモデルを深く適応
頻出判断:「再学習せず最新の社内データを参照」→RAG/「独自の文体・専門タスクに適応」→ファインチューニング/「まず手軽に」→プロンプト

AIサービスの使い分け(要件 → サービス)

やりたいことサービス
テキストの感情分析・エンティティ/キーフレーズ抽出Amazon Comprehend
言語間の翻訳Amazon Translate
音声 → 文字起こしAmazon Transcribe
文章 → 自然な音声Amazon Polly
チャットボット/音声ボット(会話AI)Amazon Lex
画像・動画の物体/顔/不適切コンテンツ検出Amazon Rekognition
文書・フォーム・表からテキスト/データ抽出Amazon Textract
社内文書のインテリジェント検索(自然文質問)Amazon Kendra
ユーザーへのレコメンド(推薦)Amazon Personalize
オンライン不正の検知Amazon Fraud Detector
独自のMLモデルを構築・学習・デプロイAmazon SageMaker
基盤モデル(生成AI)にAPIでアクセスしアプリを作るAmazon Bedrock
すぐ使える生成AIアシスタント(業務Q&A/開発支援)Amazon Q
コツ:「翻訳/文字起こし/抽出」のように用途が具体的なら専用AIサービス、「独自モデルが必要」ならSageMaker、「生成AIアプリ」ならBedrock。

Bedrock / SageMaker / Amazon Q の違い

Amazon BedrockAmazon SageMakerAmazon Q
ひとことで基盤モデルをAPIで使う(生成AI基盤)MLを自分で作る統合環境すぐ使えるAIアシスタント
誰向け生成AIアプリ開発者データサイエンティスト/MLエンジニア業務ユーザー/開発者
作り込みサーバーレス・低(プロンプト/RAG/FT)高(構築〜運用まで)ほぼ不要(設定して使う)
チャット/要約/生成アプリ需要予測モデルを自作社内文書Q&A、コーディング支援

機械学習の3タイプ

タイプデータやること
教師あり学習ラベル付きデータ入力→正解の対応を学ぶ(分類・回帰)スパム判定、価格予測、不正検知
教師なし学習ラベルなしデータデータの構造・グループを発見(クラスタリング)顧客セグメント化、異常検知
強化学習報酬(試行錯誤)報酬を最大化する行動を学ぶロボット制御、ゲームAI、RLHF

評価指標の使い分け

指標意味重視する場面
正解率 (Accuracy)全体のうち正しく予測できた割合クラスが均衡している時の全体像
適合率 (Precision)「陽性」と予測した中の正解率誤検知(偽陽性)を避けたい(例:迷惑メール判定)
再現率 (Recall)本当の陽性を取りこぼさない割合見逃し(偽陰性)を避けたい(例:不正検知・病気の検出
F1スコア適合率と再現率のバランス(調和平均)両者を両立したい・データが不均衡
BLEU / ROUGE生成/要約/翻訳テキストの品質(参照との一致)生成AIの自動評価
人手評価人が有用性・自然さ・安全性を判断生成AIの品質・ビジネス適合の最終確認

生成AIの推論パラメータ

出力のランダム性(創造性)↔ 一貫性を調整する。事実重視なら低め、発想重視なら高め。
パラメータ効果
Temperature高いほど多様・創造的、低いほど決定的・一貫的(事実回答は低め)
Top-p (核サンプリング)確率の高い候補を上位pの範囲から選ぶ。低いほど無難な語に絞る
Top-k確率上位k個の候補から選ぶ。小さいほど選択肢を絞る
最大トークン数 (Max tokens)出力の最大の長さを制限
停止シーケンス (Stop)指定文字列が出たら生成を打ち切る

責任あるAIの主な次元

次元意味関連ツール/対策
公平性 / バイアス特定の集団に不利な偏りがないかSageMaker Clarify(バイアス検出)、バランスの良いデータ
説明可能性なぜその結果になったか説明できるかSageMaker Clarify(特徴量寄与)
透明性モデルの用途・限界を開示モデルカード、AIサービスカード
安全性 / 頑健性有害・不適切な出力を防ぎ、安定して動くBedrock Guardrails
真実性 (Veracity)誤情報・ハルシネーションを抑えるRAG、ガードレール、人手確認
プライバシー / 制御個人情報の保護と人間による制御Macie、Amazon A2I(Human-in-the-loop)
免責事項 本サイトは AWS 認定試験の学習用に個人が作成した非公式の教材です。Amazon Web Services(AWS)とは一切関係がなく、AWS が提供・承認・推奨するものではありません。「AWS」および関連する名称・ロゴは Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。掲載の問題・解説はすべて独自に作成したオリジナルであり、AWS 公式の試験問題や特定の書籍・問題集からの転載ではありません。内容の正確性は保証されません。